久間防衛大臣の原爆投下『しょうがない』発言問題についてです。
いろいろ考え、文面を考えて悩んだ結果の記事で、結局4日も遅れの記事となりました。
さて、あのニュースの第一声を聞いての感想を述べたいと正直に思います。
『また、マスコミが揚げ足取りはじめたぞ』
さて、その後家に帰ってネットを回ると、、政府野党、左側ブログ、新聞各社はもちろん、右側ブログ、政府与党までもが久間防衛大臣の辞任を要求、完全非難のサイドに回っていたので、かなり困惑した訳であります。
その後、いろいろ考えた結果が、
『結局のところ、揚げ足取りに近いもの』
という結論です。
まず、前提にアメリカの原爆投下、大都市への無差別爆撃は明らかな戦争犯罪であることを表明しておきます。ミスターは軍事マニアですが、ABC兵器、クラスター爆弾、対人地雷に関しては嫌悪の域に近い考えですし、無差別爆撃を提唱したカーチス・ルメイ少将も『アメリカが負けるなら自分は戦争犯罪人として処せられる』と述べており、無差別爆撃はもちろん、原爆投下は立派な戦争犯罪です。
しかし、そのルメイ少将は戦争犯罪では裁かれていません。それは結局のところ、『勝てば官軍』の戦争を極端に表しているものだといえるでしょう。
ただ、原爆投下がソ連進行を食い止めたという主張も決して間違った歴史認識、主張ではないと思います。
事実、当時の日本は徹底抗戦の様相を見せており、一億総玉砕、一億火の玉みたいな過激な言葉が飛び交っていました。軍部でも原爆投下直後まで、陸軍強硬派を中心に徹底抗戦論も存在しました。
アメリカ側から見ると九州上陸作戦が承認され、被害覚悟で本土上陸を進めようとしていました。そうすれば、沖縄戦のような塹壕作戦、民間人の自決が行われていた可能性は否定できません。
ソ連は突如として、満州に大軍を送り込み、満州軍を駆逐しましたし、現に北方四島は現在もロシアに占拠されたままです。北海道に兵を進められるのならば進め、今も占領していたかもしれません。
そうすれば、戦死者は歴史上最大規模になっていたでしょう。
もちろん、左派系ブログを中心に9を救うために1が犠牲になってもいいのか?という議論がありますが、では10が犠牲になってもいいのか?とも思います。
これがこの問題の一番の難しいところかと思います。
原爆投下は許せない戦争犯罪ですが、同時に戦争を早期に終結させ、日本の犠牲を抑えた要因である。ということです。
これはもしかしたら、多くの戦史研究家を悩ませている問題もしれません。
さて、そうしてみると久間防衛大臣の発言、
「原爆を落とされて本当に悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったのだと、そういう頭の整理で今、しようがないなと思っている」は、
『原爆投下は日本全体の被害を減らすことに繋がるひとつの要因といった歴史解釈を納得するのはしょうがないかもしれない。』というニュアンスだと思われます。
さらに勝手に発展させると、
『広島、長崎両都市の被害の上に私たちは成り立っているのだ』
という、追悼の意がこめられています。(もちろんこれはミスターの解釈ですが...)
決して、『日本は原爆を広島、長崎に落とされて当然』といった原爆肯定の解釈には決してならないかと思います。
もちろん、その発言の言い方、その後の対応には非難すべき点がありますが、そもそもの根底にある発言はひとつの歴史の見方とした当然かと思われます。
結局のところマスコミが発言をそのまま受け止めて、久間防衛大臣の主張「原爆で戦争が終わった」「もしかしたら日本が分断していたかも」という点を一切考察せず、放送したためにこういうことになっただと思います。
さて、今回の記事に反感、嫌悪を持った方もいらっしゃるかもしれません。ただ、今回は自分に正直になりたかったのかな?そんなミスターです。
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>『広島、長崎両都市の被害の上に私たちは成り立っているのだ』
>という、追悼の意がこめられています。(もちろんこれはミスターの解釈ですが...)
この上まではいい文章なのに、この文章にだけ、根拠がないよね。
むしろ、ここにこういう解釈を加えることで、全く違う意味になっている気もします。
当時アメリカがどんな意図で原爆投下をしたのかはさておき、現代になってみて歴史を振り返ると、確かに日本の民間人の戦死者数を抑えたという意味があるのはどうやら間違いがないところ。
でも何より、被害者自身にとっては「仕方ない」ですむ問題ではないということ。
同じことを他の国の政治家がいうのはいいとしても、日本人が言っちゃいけないわけですよ。
そして、久間氏が本当に追悼の意を持って、また平和を希求しているのか。これは、今までの行動から見て、肯定的に見ることは出来るのでしょうか???
>原爆投下は許せない戦争犯罪ですが、同時に戦争を早期に終結させ、日本の犠牲を抑えた要因である。
本当にそうかい?
結果的にそうなったが、原爆投下されなければ本土決戦になったのか?
そんな事誰にもわからない。
何が言いたいかというと、
中立的な立場から見て物事を決めろ。
中立的、国際的に見たら、アメリカがソ連に見せ付けるために行ったとしか思えない出来事だ。
少なくとも日本は原爆によって被害を受けている唯一の国なわけだから、核爆弾を抑制させなければいけない立場でありながら、「しょうがない」では核爆弾で被害を受けた日本国民に対しての侮辱ではないか?
と考えます。
お久しぶりっこーwwです。
あの一文はかなり自分でも入れるか入れまいか悩んだ一文です。
前文まではかなりある程度の根拠を持って書いた文ですが、あそこだけかなりミスターが書いた文だと思います。あそこは少し文体直そうかな?と思います。
あの発言は被爆者にとっては「仕方ない」ことでは絶対にないし、その精神は絶対に受け継がなければならないと思います。根本的に久間大臣の言い方が悪いわけだし。
ただ、ミスターが気に食わないのはマスコミが「久間大臣が原爆投下を当たり前のこと認めた」みたいな感じで放映したのが気に食わないわけですよ。
ちょ、それは少し違うだろうって...
久間防衛大臣は言葉足らずですが、比較的自分の意見をズバッという人だと思います。イラク戦争に関する発言は確かに問題になりましたが、あれはたぶん正しい発言だと...
はじめましてmm
確かに本土決戦にはならなかったかも知れません。ただ、なったかもしれない。事実、もしアメリカ、ソ連軍が互いの軍の損害を恐れなければ、北海道・九州への上陸作戦「オリンピック作戦」が実行されるはずでした。
この「オリンピック作戦」の計画は原爆投下同様紛れもない事実だと思います。